マウスモデルにおける肺リンパ球と放射線誘発肺疾患との関連。

原題
Association of pulmonary lymphocytes with radiation-induced lung disease in a mouse model.
背景:C3H/HeJ(初期肺炎)とC57BL/6J(線維症を伴う後期肺炎)由来のコンジェニックマウスは胸部照射後の呼吸困難のタイミングが異なる。

18 Gyの胸部照射後,C3H/HeJ, C57BL/6J及び3つのサブ/コンジェニック系統の肺リンパ球数を測定した。

結果:C3H/HeJはC57BL/6JよりもCD4%が高かった(P<0.04)。線維症を発症しやすい系統では、苦痛時のCD4%が低下していた。ほとんどの苦痛を受けたマウスではCD8%が低下していた。γδ細胞は変化しなかった。苦痛までの時間および線維症スコアは、CD4%およびCD4/CD8比と負の相関を示した。 系統依存性肺CD4%はこのモデルにおける線維性放射線肺疾患と相関した。 Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6) DOI: 10.1186/s13014-025-02762-0
PMID: 41261392

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