医師の身体-部位の専門知識と定位放射線手術/定位放射線治療ラウンドレビュー。

原題
Physician Body-Site Expertise and Stereotactic Radiosurgery/Stereotactic Body Radiation Therapy Rounds Review.
背景:SBRTのコンタリングターゲットにはサイト固有の専門知識が必要であるが、レビュー担当者の専門知識が査読の質にどのように影響するかは不明である。

方法:7年間のSBRTラウンド(4,103例)を分析し、身体部位別に自己評価したレビュー担当者の専門知識について20/21人の医師を調査した(中等度/高度=専門家)。医師および症例因子で補正したGEEを用いた多変量ロジスティック回帰分析では、レビュー担当者の専門知識、身体部位、および標的、PTV、および処方の変化の間の関連性を評価した。

結果:回答率95%。レビュー担当者の専門家は、何らかの変更を推奨し、肉眼的腫瘍容積を調整し、処方を変更することが多かった。肺と比較して、何らかの変化のオッズは脳(OR 2.42)、脊椎(OR 1.70)、肝臓(OR 1.55)およびSRS(OR 2.18)で高かった。

結論:ピアレビューの結果は、レビュー担当者の疾患部位の専門知識および治療部位によって異なり、ゼネラリストの対象範囲は一貫性のない事前計画レビューを生み出す可能性がある。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2025.101880
PMID: 41256799

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