原題
Establishing Albumin-Bilirubin (ALBI) score changes as predictors of radiation-induced liver disease (RILD) in hepatocellular carcinoma (HCC) patients post external beam radiotherapy (EBRT).
背景:放射線誘発肝毒性を示し、HCCにおけるEBRT後の全生存(OS)の悪化を予測するALBIスコア変化しきい値を決定する。
方法:329人のHCC患者(2008-2023)の開発コホート;ALBI変化しきい値を見出すための再帰的分割;2ポイントのChild-Pugh増加(CP2+)と比較;248人の患者で外部的に検証した。ベースライン時の肝臓の状態および平均肝臓用量との相関による予後予測能の評価。
結果:>0.25(グレード1)および>0.5(グレード2)のALBI変化が最適であった。CP-B/Cでは、CP2+の方が全体的に良好であったが、ALBIグレード1はCP2+よりも優れていた(HR 4.4)。所見は外部で検証された。ALBIの変化は、平均肝臓線量と同等/より高い一致およびより強い関連を示した。
結論:ALBI変化しきい値はCP2+に対する客観的な代替法であり,線量反応モデルとEBRT後の層別リスク評価に有用である。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2025.11.009
PMID: 41248759

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