原題
Ultraprocessed Food Consumption and Risk of Early-Onset Colorectal Cancer Precursors Among Women.
背景:早期発症結腸直腸癌(<50)は増加しており、早期発症腫瘍における超加工食品(UPF)の役割は不明である。
方法:Nurses'Health Study II(1991-2015)の女性29,105名を対象としたプロスペクティブ研究。4年ごとの食物摂取頻度質問票(NOVA)からのUPF摂取量を五分位でモデル化した。対象とした女性は、50歳未満で1回以上の内視鏡検査を受けていた。交絡因子で補正した多変量ロジスティック回帰分析。
結果:24年間で、従来型腺腫は1,189例、鋸歯状病変は1,598例であった。UPFはカロリーの34.8%に寄与していた(中央値5.7サービング/日)。UPF摂取量の最高値と最低値:従来型腺腫ではAOR 1.45(95%CI 1.19-1.77)、鋸歯状病変では関連なし(AOR 1.04、0.89-1.22)。
結論:より高いUPF摂取は早期発症の通常の腺腫のリスク増加と関連し、食事の質の改善を支持した。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2025.4777
PMID: 41231486
女性における超加工食品の消費と早期発症型大腸がん前駆体のリスク。
colorectal cancer
コメント