原題
Dose Intensification to the Dominant Intraprostatic Lesion During Prostate Stereotactic Body Radiation Therapy Delivered on a Magnetic Resonance Imaging Linear Accelerator: Feasibility and Early Clinical Outcomes.
背景:リアルタイムMRガイド下適応SBRTを用いて、正常組織の制約を満たしながら、MRIで定義された優位な前立腺内病変(DIL)への用量漸増の実現可能性を評価する。
方法:50人の患者を1.5-T MRライナックでSBRT 40 Gyを5分割で治療し、同時にDILを45 Gyにブーストした。ポストフラクションの再輪郭形成により、250フラクションすべての線量測定が行われた。
結果:DIL D95の中央値は45.3 Gyであり、44 Gy以上を照射した分画の84%であった。Prostate D95の中央値は40.4 Gyであった。OARの制約は概ね満たされていた。PSA中央値は6ヵ月時点で6.8 ng/mLから1.1 ng/mLに低下した。グレード3以上のGU/GI毒性は認められなかった(追跡期間中央値10.8ヵ月)。
結論:MR適応計画は、ほとんどの症例で制約に違反することなくDILの用量漸増を可能にし、早期のPSA低下と低毒性を示した。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2025.101905
PMID: 41216206

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