原題
Risk modeling of imaging changes after proton beam therapy for childhood brain tumors.
背景:小児脳腫瘍における長期的な放射線影響を最小限に抑えることが重要である。陽子線治療(PBT)後の画像変化(IC)と線量測定、放射線生物学的(LET、可変RBE)及び臨床因子との関係を検討した。
方法:14か月までMRを追跡した93人の小児PBT患者の後ろ向き3:1一致コホート。ロジスティック回帰分析では、全脳、脳室周囲領域および脳幹におけるICの臨床的、ボクセルレベルおよび患者レベルの線量測定リスク因子を評価した。
結果:15例のIC症例は脳幹、PVR及び他の領域に局在していた。ボクセルレベルのIC確率は、5 Gy以上のボクセル(RBE)のD·LETdと最もよく相関し、ガウスフィルタリング(σ=6 mm)は空間的不確定性を説明した。20 Gyを超える健康な脳における線量中央値(RBE)と関連する患者レベルのリスク。
結論:リスクモデルを改良し、小児ICを減少させるためのPBT計画を導くことができる単変量ボクセルおよび患者レベルの予測因子を同定した。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2025.111261
PMID: 41192767

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