原題
Pathological response calculation assessment remains accurate with reduced tumor bed examination following neoadjuvant immunotherapy in clinically detectable stage III melanoma.
背景:術前免疫療法は切除可能なステージIIIB/C/Dメラノーマの無イベント生存率を改善し、手術後の%残存生存腫瘍(%RVT)は予後の指針となる。本研究では、減少した腫瘍床(TB)組織を調べても正確な%RVTが得られるかどうかを検証した。
方法:イピリムマブ+ニボルマブ投与後の134検体の包括的な組織学;%RVTは、7つの縮小プロトコルおよびTBスライドの50%、33%および25%をサンプリングするシミュレーションを用いて再計算した。
結果:修正プロトコルはINMC%RVTと強く相関した(R>0.97);5つのプロトコルは>90%の精度を有し、6つは>96%のMPR/カテゴリーの一致を有した。スライドのレビューは9-58%低下し、シミュレーションは50/33/25%のサンプリングで85%、79%および74%でINMCの5%以内であり、20枚のスライドでのキャッピングは93%の精度を維持した。
結論:%RVTに実質的な影響を与えることなく、TBサンプリングを減らすことができる。3 cm未満のリンパ節に対しては全リンパ節検査を、3 cmを超えるリンパ節に対しては少なくとも全横断スライスを、TBスライドには20のキャップを推奨する。
Journal: Ann Oncol (CiteScore 2022: 63)
DOI: 10.1016/j.annonc.2025.10.1237
PMID: 41183783

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