限局性前立腺癌に対するロボット定位放射線治療後の生化学的および臨床的転帰と10年後の結果との相関。

原題
Correlations of biochemical and clinical outcomes with 10-year results after robotic stereotactic body radiotherapy for localized prostate cancer.
背景:限局性前立腺癌に対するロボットSBRT後の長期転帰は依然として限られており、本研究では10年間の有効性と予後因子について報告している。

方法:82人の患者が5分割SBRT(35-37.5 Gy)を受けた。追跡期間中央値11.0年。BCFFS、CFFS、PSA動態、および臨床/治療因子を分析した。

結果:10年BCFFSは86.3%、CFFSは86.7%であった。9例の生化学不全;1例は局所、2例は領域、5例は遠隔転移;がん特異的生存率は100%であった。52.8ヵ月時点でのPSA最低値の中央値は0.09 ng/mlであり、その後の最低値は最低値の低下と相関していた。毎日のSBRTは隔日投与と比較してBCFFSを改善した(HR 0.22)。PSA最低値が5年以上になるまでの期間はCFFSの改善と関連していた(HR 0.12)。

結論:ロボットSBRTは持続的なコントロールを提供し、毎日のスケジュールおよびPSA動態はアウトカムを予測する。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-025-02739-z
PMID: 41131547

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