根治的放射線療法後の骨盤リンパ節陽性前立腺がんにおけるガリウム-68標識前立腺特異的膜抗原ポジトロン放射断層撮影/コンピュータ断層撮影反応:予後への影響。

原題
Gallium-68-Labeled Prostate-Specific Membrane Antigen Positron Emission Tomography/Computed Tomography Response in Pelvic Node-Positive Prostate Cancer After Definitive Radiation Therapy: Prognostic Implications.
背景:RTおよびADTで治療した骨盤リンパ節転移を有する前立腺癌におけるGa-PSMA-PET/CTでの代謝反応の予後的価値の評価。

方法:Ga-PSMA-PET/CT前/後、前立腺/骨盤RT、18ヵ月以上のADTを受けた患者107人のレトロスペクティブコホート;エンドポイントDMFS、PFS、PCSS;追跡期間中央値60ヵ月。

結果:治療後のスキャンでは、病変の90%超でSUVmaxの低下が認められ、原発巣の43.9%およびリンパ節の65.4%でCMRが認められた。一次CMRおよびリンパ節CMRは、5年DMFS、PFS、およびPCSSの上昇と関連していた。多変量解析では、24ヵ月以上のリンパ節CMRおよびADTは独立して良好なアウトカムを予測し、グリーソンスコアが8以上であるとDMFSの悪化が予測された。

結論:治療後のGa-PSMA-PET/CT代謝反応、特にリンパ節CMRは生存を予測し、反応評価への使用を支持する。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2025.06.3858
PMID: 41031987

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