(177)Lu-PSMAで治療されたmCRPC患者における治療終了時のPSMA PET検査におけるAI補助病変追跡の予後的価値:後ろ向き単一施設研究。

原題
Prognostic Value of AI-Assisted Lesion Tracking on End-of-Treatment PSMA PET in mCRPC Patients Treated with (177)Lu-PSMA: A Retrospective, Single-Center Study.
背景:PSMA PETでのAI支援病変追跡が、Lu-PSMA-617で治療したmCRPCにおける全生存を予測するかどうかを評価した。

方法:TRAQinform IQは、20人の患者からのベースラインおよび治療終了時のGa-PSMA-11 PETを分析して、病変反応指標およびプロファイルスコアを作成し、その後生存分析を行った。

結果:新たな病変の割合が高いことはOSの短縮と関連しており(HR 1.03、p=0.002)、消失した病変が多いことはOSの延長と関連していた(HR 0.98、p=0.028)。プロファイルスコアが2.7以上であることはOSの短縮と関連していた(10.9ヵ月対44.3ヵ月、p=0.027)。

結論:PSMA PET上のAI支援病変追跡は、PSMA放射性医薬品療法を受けているmCRPCにおけるOSを予測する。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.125.269971
PMID: 40998723

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