原題
Impact of Anthracyclines in Genomic High Risk, Node-Negative, HR-Positive/HER2-Negative Breast Cancer.
背景:HR+/HER2-乳癌における高い21遺伝子再発スコア(RS)に対するアントラサイクリンの利点は不明である。本研究では、RS>31に対してアントラサイクリン+タキサン(TAC)とタキサンシクロホスファミド(TC)を比較した。
方法:TAILORxは、TCまたはTACで治療されたRS≧11の2,549人の患者を提供した。DRFI、DRFSおよびOSを、年齢、腫瘍の大きさ/グレード、受容体の状態およびRSについて調整して比較した;スプライン回帰は、RS全体の調整ハザード比を推定した。
結果:RS>31では,TACは5年DRFI(96.1%vs 91.0%;aHR 0.31, P=0.006)とDRFS(95.4%vs 89.8%;aHR 0.49, P=0.032)を改善した;OSはより良い傾向を示した。
結論:RS>31はアントラサイクリンの有益性を示し、臨床病理学的予測因子よりも優れている可能性がある。
Journal: Ann Oncol (CiteScore 2022: 63)
DOI: 10.1016/j.annonc.2025.08.002
PMID: 40972946
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