転移性肉腫患者における高用量SBRTを用いた局所制御の改善。

原題
Improved local control using higher dose SBRT in metastatic sarcoma patients.
背景:SBRTは転移性肉腫に対する手術の効果的な代替法であるが,用量-反応データは限られている。

方法:Karolinska(2008-2021)で切除的で不均一なSBRTで治療された転移性肉腫患者の後ろ向きコホート。評価された局所制御(LC)、PFS、OS、毒性および用量反応。

結果:43人の患者(83病変;84%が肺)。処方中央値45 Gyを3分割で;計画CTV中央値平均EQD(α/β=3)309 Gy。全体の1/2/5年LC 97/93/84%。高線量(>EQD278.8 Gy)LC 100/100/93%対低線量90/70/52%(p<0.001)。OS中央値43ヵ月;毒性は限定的で、ほとんどが軽度。 結論:優れたLCと限られた毒性を有する有意な用量-反応。 Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6) DOI: 10.1186/s13014-025-02719-3
PMID: 40922018

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