進行腎細胞癌(ETER100)における一次治療としてのベンメルストバート+anlotinibとスニチニブの比較:多施設共同無作為化非盲検第3相試験。

原題
First-line benmelstobart plus anlotinib versus sunitinib in advanced renal cell carcinoma (ETER100): a multicentre, randomised, open-label, phase 3 trial.
背景:この第3相試験では、進行した淡明細胞型RCCの第一選択療法として、ベンメルストバート(PD-L1阻害薬)+アンロチニブとスニチニブを比較した。

方法:ETER100は、531人の患者をベンメルストバート+アンロチニブまたはスニチニブに1:1で無作為に割り付け、主要評価項目は盲検化された独立したPFSであり、報告は中間解析である。

結果:解析セット(n=527)では、PFS中央値は19.0ヵ月対9.8ヵ月(HR 0.53、p<0.0001)であった。グレード3以上の高血圧(34%対21%)、重篤なAE(24%対16%)、および3件の治療関連死がベンメルストバルトアンロチニブで発生した。 結論:ベンメルストバートとanlotinibの併用は、スニチニブと比較してPFSを改善したが、毒性を増加させたことから、モニタリングを伴う第一選択としての可能性が支持された。 Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62) DOI: 10.1016/S1470-2045(25)00343-2
PMID: 40907513

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