原題
A systematic review of particle-based treatment modalities for adenoid cystic carcinomas of the head and neck.
頭頚部の腺様嚢胞癌(ACC)の治療に対する粒子線治療(速中性子線治療,陽子線治療,炭素イオン線治療)の効果を局所制御,全生存および毒性に関して評価した。
方法:患者の転帰を報告した粒子線治療によるACC治療に関する研究を含む、PRISMAガイドラインに従って系統的文献レビューを実施した。
結果:このレビューには44件の研究が含まれており、局所制御率および全生存率の中央値はPBTおよびCIRTを支持していることが明らかになった。一般的な副作用には、粘膜炎、皮膚炎、壊死などがあった。
結論:PBTとCIRTは、その高い有効性と管理可能な毒性プロファイルのため、ACC治療に推奨される。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2025.111115
PMID: 40876761
コメント