生化学的再発に対する術後アブレーション放射線療法(POPART)後の毒性および腫瘍学的転帰の予測因子。

原題
Predictors of toxicities and oncological outcomes following postoperative ablative radiotherapy (POPART) for biochemical recurrence.
背景:救済放射線療法(SRT)は前立腺摘除術後の生化学再発に対する標準であり、SBRTは有効な寡分割の選択肢として浮上している。本研究では、前立腺床へのサルベージSBRT後の毒性、患者報告アウトカム(PRO)、および生化学的再発について検討する。

方法:前立腺癌患者100名にSBRT(32.5 Gyを5分割)を実施した。毒性、生活の質、およびPSAレベルをモニターし、アウトカムを評価するために統計解析を実施した。

結果:追跡期間中央値は19.6ヵ月であった。急性毒性は最小限であったが、遅発性毒性は管理可能であった。ISUPグレードは生化学的再発を有意に予測し、18人の患者が再発を経験した。

結論:前立腺床に対するSBRTは忍容性が良好であり、効果的な生化学的コントロールを提供するため、さらなる長期研究が必要である。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2025.111072
PMID: 40759283

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