原題
Long-term survival and cure fraction estimates for paediatric central nervous system tumours in 31 European countries (EUROCARE-6): a population-based study.
背景:本研究では、これらのパラメータを評価するためにEUROCAREデータベースを利用して、欧州における小児CNS腫瘍の包括的な生存転帰の欠如に対処する。
方法:EUROCARE-6データベースを用いて集団ベースの解析を実施し、2008~2013年の欧州31ヵ国におけるCNS腫瘍を有する15歳未満の小児の生存データを調査し、保険数理モデルおよび混合治癒モデルを用いて1998~2013年の5年観察生存率および治癒率を推定した。
結果:13,782例のうち、5年生存率は高悪性度神経膠腫の24%から低悪性度神経膠腫の92%までの範囲であり、経時的に治癒率の有意な増加が認められた。
結論:この包括的な評価は、欧州全体の小児CNS腫瘍ケアにおける有意な生存傾向および進歩を強調している。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(25)00297-9
PMID: 40744027
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