転移性去勢抵抗性前立腺癌における連続PSMA PET/CTによる病変間腫瘍反応および患者の転帰の評価。

原題
Assessing Interlesional Tumor Response and Patient Outcomes with Sequential PSMA PET/CT in Metastatic Castration-Resistant Prostate Cancer.
背景:転移性去勢抵抗性前立腺癌(mCRPC)の転帰に及ぼす不均一な腫瘍反応の影響は不明である。本研究では、全体的および病変間の腫瘍反応に基づいて患者の転帰を評価する際のPSMA PET/CTの役割を評価する。

方法:アンドロゲン受容体経路阻害薬で治療された24人のmCRPC患者からのデータを、ベースライン時、4週目および12週目のPSMA PET/CT評価に焦点を当ててレトロスペクティブに分析した。

結果:進行性疾患を有する患者の全生存期間中央値は22ヶ月であったのに対し、非進行性疾患では51ヶ月であった。12週目の病変間進行は、有意に不良な転帰と関連していた。

結論:PSMA PET/CTは治療後の転帰不良のリスクがあるmCRPC患者を効果的に同定し、病変間評価の重要性を強調した。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.125.269729
PMID: 40744693

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