オリゴ転移環境における骨転移の定位切除放射線療法:BONY-M第II相試験の1年間の追跡調査。

原題
Stereotactic Ablative Radiotherapy of Bone Metastases in an Oligometastatic Setting: One-year follow-up of the BONY-M Phase II Trial.
背景:少数転移性疾患(OMD)患者における無症候性の合併症のない骨転移を治療するための定位切除放射線療法(SABR)の有効性と安全性を、重篤な毒性と治療効果のバランスをとりながら検討した。

方法:この単一群第II相試験では、30または37.5 Gyを3回に分けて照射するSABRを用いて、安定した骨転移を有する患者を評価した。一次エンドポイントは1年局所制御率(LCR)であり、二次エンドポイントは毒性および生存であった。

結果:この試験には67人の患者が登録された。1年LCRは93.1%であり、9.9%の骨折率を含む許容可能な毒性率であった。

結論:SABRはOMDにおける合併症のない骨転移に対して有望な1年LCRと管理可能な毒性を示した。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2025.07.1419
PMID: 40714134

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