再発悪性神経膠腫に対する陽子線治療再照射後の臨床転帰:Prospective Proton Collaborative Group Registryからの解析。

原題
Clinical Outcomes After Proton Therapy Reirradiation for Recurrent Malignant Glioma: Analysis From the Prospective Proton Collaborative Group Registry.
背景:以前の放射線療法後の再発神経膠腫の最適な管理は不明であり、陽子線治療(PT)は再照射(ReRT)にますます使用されるようになっているが、その結果と毒性は十分に特徴付けられていない。

方法:本研究では、2011年7月から2023年12月までにPT-ReRTで治療された悪性神経膠腫患者に焦点を当てて、Proton Collaborative Group登録からのデータを分析し、Kaplan-MeierおよびCox回帰分析を用いて全生存(OS)および無増悪生存(PFS)を評価した。

結果:143人の患者のうち、PFSとOSの中央値はそれぞれ8.1か月と11.2か月であった。OSの改善は、乏突起膠腫の組織学および時間間隔(TI)>60か月と関連していた。

結論:PT-ReRTは忍容性が良好であり、毒性率は光子ベースの治療と同程度であった。アウトカムは臨床予後因子に基づいて様々であった。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2025.101834
PMID: 40686741

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