原題
Fertility in patients with advanced-stage classic Hodgkin lymphoma treated with BrECADD versus eBEACOPP: a secondary analysis of the multicentre, randomised, parallel, open-label, phase 3 HD21 trial.
背景:進行期の古典的ホジキンリンパ腫において、BrECADDレジメン(ブレンツキシマブ・ベドチン、エトポシド、シクロホスファミド、ドキソルビシン、ダカルバジン、およびデキサメタゾン)は、eBEACOPPと比較して優れた有効性および忍容性を示している。この研究は、HD21試験参加者の性腺機能と妊孕性の結果を分析することを目的とした。
方法:この第3相試験では、1183人の患者がBrECADDまたはeBEACOPPのいずれかを受けるように無作為に割り付けられた。ホルモンレベルおよび妊娠率を含む妊孕性アウトカムを、妊娠可能な患者で評価した。
結果:BrECADDは、eBEACOPPよりも性腺機能の回復率が高く、妊娠転帰が良好であることを示した。
結論:BrECADDは、妊孕性温存を懸念する患者に対する好ましい第一選択治療と考えるべきである。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(25)00262-1
PMID: 40652943
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