原題
Quantitative Deauville Scoring to Uncover Prognostic Information from (18)F-FDG PET-Based Response Assessment: Data from the EuroNet-PHL-C1 Trial.
背景:古典的ホジキンリンパ腫は優れた治癒率を有するが、治療は過剰治療および過少治療を防ぐために調整されなければならない。F-FDG PETは反応に応じた治療の指針として極めて重要であり、しばしば5ポイントのドーヴィルスケール(vDS)を用いて評価される。
方法:本研究では、vDSの定量的拡張(qPET)が予後識別を改善するかどうかを評価した。EuroNet-PHL-C1試験の小児患者1,447人を解析し、qPET値とイベントフリー生存率(EFS)との関係をロジスティック回帰により検討した。
結果:個々のqPET値はEFSと有意に相関していた。qPET<1.3の患者のEFSは89%であったが、qPET値が高い患者のEFS率は様々であった。
結論:qPETはvDSカテゴリー間の予後識別を強化し、個別化された治療戦略に情報を提供する可能性がある。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.125.269603
PMID: 40639904
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