原題
Breastfeeding After Hormone Receptor-Positive Breast Cancer: Results From the POSITIVE Trial.
背景:本研究では、POSITIVE試験に参加した早期ホルモン受容体陽性BCの女性における母乳育児パターンと乳癌(BC)転帰との関連を評価した。
方法:POSITIVE試験は、内分泌療法を中断した女性における妊娠と母乳育児の影響を評価するプロスペクティブ研究であった。母乳育児の頻度、期間、および側性を記録し、母乳育児の状態によってBCイベントの発生率を計算した。
結果:313人の適格な女性のうち、62.6%が母乳で育てられており、高齢の女性および過去に子供がいない女性ではその割合が高かった。24ヶ月目のBCイベントの累積発生率は、授乳群と非授乳群で同程度であった。
結論:ほとんどの女性はBCイベントリスクを増加させることなく4か月以上母乳で育てられ、BC後の妊娠と母乳育児の追求を支持した。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO-24-02697
PMID: 40632989
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