原題
Sugemalimab versus placebo, in combination with platinum-based chemotherapy, as first-line treatment of metastatic non-small-cell lung cancer (GEMSTONE-302): 4-year outcomes from a double-blind, randomised, phase 3 trial.
背景:GEMSTONE-302試験では、未治療の転移性非小細胞肺癌(NSCLC)において、PD-L1阻害薬であるスゲマリマブと化学療法の併用が評価され、プラセボと比較して有意な生存率の改善が示された。
方法:この第3相二重盲検試験には846人の患者が含まれ、化学療法とともにスゲマリマブまたはプラセボを投与され、その後維持療法を受けるように無作為に割り付けられた。
結果:スゲマリマブの無増悪生存期間中央値は9.0ヵ月対プラセボ群4.9ヵ月、全生存期間中央値は25.2ヵ月対16.9ヵ月であった。4年全生存率はスゲマリマブ群32.1%対プラセボ群17.3%であり、管理可能な有害事象が報告された。
結論:スゲマリマブと化学療法の併用は、転移性NSCLCに対する優れた一次治療である。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(25)00198-6
PMID: 40523368
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