原題
Once-Daily Postmastectomy Radiation Therapy Confers Excellent Locoregional Control for Inflammatory Breast Cancer.
背景:多分割乳房切除後放射線療法(PMRT)を含む現代の三者併用療法は、炎症性乳癌(IBC)の転帰を改善した。本研究では、1日1回のPMRTで治療された患者の生存転帰を評価する。
方法:2006年1月から2022年12月までに治療されたステージIIIのIBC患者213人のレトロスペクティブ分析には、術前補助療法、乳房切除術、およびPMRT(18～25分割で50 Gy)が含まれていた。孤立性局所領域再発(LRR)と無病生存率(DFS)が評価された。
結果:追跡期間中央値は3.5年であり、孤立性LRRは1.8%であった。遠隔転移は患者の32%に生じた。DFSに影響する因子には、トリプルネガティブサブタイプおよびリンパ節の病理学的完全奏効が含まれた。
結論:1日1回のPMRTはIBCにおける優れた局所領域コントロールを提供するが、トリプルネガティブサブタイプの患者は、強化された局所療法および新規の全身治療からベネフィットを得る可能性がある。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2025.05.075
PMID: 40516632
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