原題
Intensity-modulated moderately hypofractionated radiotherapy versus stereotactic body radiotherapy for prostate cancer (PACE-C): early toxicity results from a randomised, open-label, phase 3, non-inferiority trial.
背景:以前のデータが主に低リスク患者に焦点を当てていたので、本研究では、高リスク前立腺ガンに対する中等度寡分割放射線療法(MHRT)と定位放射線治療(SBRT)の早期毒性を評価した。
方法:第3相PACE-C試験では、中リスクまたは高リスクの前立腺がんを有する男性1,208人をMHRTまたはSBRTに無作為に割り付けた。Radiation Therapy Oncology Group(RTOG)グレード2以上の消化管および泌尿生殖器イベントとして測定した急性毒性を解析した。
結果:早期毒性率は同程度であった。MHRT患者の27%およびSBRT患者の28%がグレード2以上の泌尿生殖器毒性を経験したが、消化管毒性はMHRTで10%およびSBRTで17%であった。
結論:両治療法は、治療スケジュールおよび治療量が異なるにもかかわらず、同等の早期毒性プロファイルを示した。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(25)00205-0
PMID: 40517778
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