原題
Impact of clinical target volume utilization on outcomes in patients with non-spine bone oligometastases treated with stereotactic ablative radiation therapy.
背景:この研究は、定位切除放射線療法(SABR)における臨床標的体積(CTV)の有無で治療した非脊椎骨転移(NSBMs)における局所失敗、辺縁失敗、及び毒性を比較することを目的とした。
方法:分析には、2016年11月から2022年10月までの特定の臨床試験および登録中にSABRで治療された患者からのNSBMが含まれた。患者は、治療計画におけるCTVの使用に基づいて層別化された。
結果:183のNSBMを有する148人の患者の間で、局所失敗率は同程度であり(CTVありで8.6%対CTVなしで8.1%、p=0.53)、毒性率に差はなかった(15.8%対16.2%、p=1.00)。
結論:CTVの存在は、局所または辺縁の失敗または毒性に影響しなかった。骨外進展および全身療法の欠如は、失敗のリスクが高いことと相関していた。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2025.110948
PMID: 40409365
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