頭蓋内少数転移性非小細胞肺癌(NSCLC)を治療するためのAumolertinibと併用した定位放射線治療(SRT):第II相プロスペクティブ研究の更新。

原題
Stereotactic Radiotherapy (SRT) in Combination with Aumolertinib to Treat Intracranial Oligometastatic Non-Small Cell Lung Cancer (NSCLC): An Update of a Phase II, Prospective Study.
第3世代のEGFR阻害剤であるAumolertinibはEGFR変異NSCLCに対してCNS効果を示した。SRT後のaumolertinibの安全と効果を評価することを目的とした。
方法:EGFR感受性突然変異を有するNSCLC患者に、最初に110 mgのaumolertinibを毎日投与し、次に頭蓋内病変の進行時にSRTを投与した。解析したエンドポイントには、頭蓋内奏効率、無増悪生存期間、奏効期間、および安全性が含まれた。
結果:評価時に、患者の94%がaumolertinib治療に部分的な反応を示し、1人の患者は後にSRTを受けた。最も一般的な副作用は発疹と肝酵素の異常であった。
結論:Aumolertinibとそれに続くSRTは、頭蓋内少数転移性EGFR変異NSCLC患者に対して有望な反応の利点と忍容性を示した。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2023.06.855
PMID: 37786220

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