原題
Vertebral Compression Fracture Post Spine Stereotactic Body Radiotherapy: The Role of Vertebral Endplate.
背景:本研究は,腫よう関与による椎体圧迫骨折(VCF)と破壊された椎骨終板(EP)の間の相関を確立することを目的とした。
方法:2013年から2019年の間に体幹部定位放射線治療(SBRT)で治療されたde novo脊椎転移を有する111人の患者の後ろ向き分析。カプランマイヤー曲線および多変量比例ハザードモデルを用いて変数を解析した。
結果:患者のほぼ43%に腫瘍誘発性EP破壊が認められた。約18%がVCFを発症し、VCFまでの期間の中央値は5.2ヵ月であった。EPが破壊されたVCFの1年累積発生率は有意に高かった。EPを破壊する腫瘍、高いSINSスコア、および再発性疾患は、VCFのより高いリスクと相関していた。
結論:本研究では、EPの腫瘍破壊、病気の再発、および高いSINSスコアがVCFリスクを増加させると結論付けた。SBRT後のセメント増強が研究されている。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2023.06.866
PMID: 37786229
コメント