原題
TFOX versus FOLFOX in first-line treatment of patients with advanced HER2-negative gastric or gastro-oesophageal junction adenocarcinoma (PRODIGE 51- FFCD-GASTFOX): an open-label, multicentre, randomised, phase 3 trial.
背景:本研究では、HER 2陰性進行胃および胃食道接合部腺癌に対する一次治療として、修正FLOT(TFOX)レジメンとFOLFOXを比較し、最近の基準に基づいてその有効性を評価することを目的としている。
方法:この多施設共同第3相試験では、507人の患者をTFOXまたはFOLFOXのいずれかに無作為に割り付け、主要エンドポイントとして無増悪生存期間を評価するとともに、全生存期間および客観的奏効率を評価した。
結果:TFOXは、無増悪生存期間中央値(7.59ヵ月対5.98ヵ月)および全生存期間中央値(15.08ヵ月対12.65ヵ月)の有意な改善を示し、客観的奏効率も高かった(62.3%対53.4%)。
結論:TFOXは進行HER 2陰性胃癌患者に対する有望な第一選択治療選択肢である。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(25)00130-5
PMID: 40286809
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