原題
The Use of Breast Cup Immobilization in Radiation Therapy and Patient-Reported Outcomes on Cosmesis and Pain.
背景:乳房照射はしばしば美容上の結果不良や乳房痛などの有害な結果をもたらすが、これは患者の特性によって異なる。本研究では、治療中に乳房カップを使用することが、使用しない場合と比較して、これらのアウトカムに影響を及ぼすかどうかを調査する。
方法:2011年から2019年にかけて645人の患者の後ろ向き分析が行われ、79人がブレストカップを使用した。ミシガン放射線腫瘍学品質コンソーシアムのデータベースを用いて3つの時点で患者報告アウトカムを収集し、ロジスティック回帰により合併症を解析した。
結果:治療1か月後に報告されたリンパ浮腫を除いて、両群間で皮膚変化、リンパ浮腫、または乳房痛に有意差はなかった。
結論:胸カップの使用は、胸の審美性または疼痛に悪影響を及ぼさず、左側乳癌患者の平均心臓線量を低下させた。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2025.101759
PMID: 40276628
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