原題
Atezolizumab and Trastuzumab Plus Chemotherapy for ERBB2-Positive Locally Advanced Resectable Gastric Cancer: A Randomized Clinical Trial.
背景:局所進行胃癌(GC)または胃食道接合部(GEJ)癌の治療は、特にERBB 2陽性腫瘍を有する患者にとって困難である。
方法:この非盲検第2相試験では、中国人患者を対象に、アテゾリズマブ+トラスツズマブおよびXELOX化学療法とトラスツズマブおよびXELOX単独を比較した。
結果:スクリーニングされた42名のうち、21名が各治療群に割り付けられた。病理学的完全奏効(pCR)率は、対照群(14%)と比較して、アテゾリズマブ群(38%)で有意に高かった。
結論:トラスツズマブ+XELOXへのアテゾリズマブの追加は、新たな安全性の懸念なしに有望な有効性を示し、ERBB 2陽性GCまたはGEJ患者に対する潜在的な利益を示している。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2025.0522
PMID: 40244574
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