原題
Gross tumor volume increase and need for adaptive radiotherapy in pediatric-type diffuse high-grade glioma of the midline structures.
背景:小児型び漫性高悪性度神経こう腫の放射線療法では、通常、肉眼的腫瘍体積(GTV)の周囲に1.0 cmのマージンを使用するが、神経こう芽腫の成人に見られるように、GTVにばらつきが生じる可能性がある。この研究は、反復MRIを用いて6週間の放射線療法中のGTV変化と治療計画への影響を評価することを目的とした。
方法:新たにびまん性正中神経こう腫と診断された患者は、ベースライン時と治療中にMRI検査を受け、GTVの変化をモニターした。増加は>5%の成長と定義された。
結果:GTVの増加は患者の60%で認められ、70%が計画の適応を必要とした。進行までの時間は群間で有意差を示さなかった。
結論:効果的な治療を確実にするためには、GTVの頻繁な変更のため、画像に基づく計画の適応が推奨される。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2025.110873
PMID: 40174703
Open Access
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