原題
Boswellia serrata for cerebral radiation necrosis after radiosurgery for brain metastases.
背景:放射線壊死(RN)は、脳転移に対する定位放射線手術(SRS)後の重大な課題であり、コルチコステロイドによる長期管理は副作用により制限される。Boswellia serrata(BS)は、その抗炎症特性と脳浮腫を軽減する可能性で知られているサプリメントである。
方法:本研究では、BS(4050~4500 mg/日)を2ヶ月以上投与されたRN患者を評価し、T2-FLAIR MRIによる客観的奏効率(ORR)を評価した。
結果:100人の患者のうち94人が含まれ、全体的なORRは59.6%であった。反応はRNグレードによって異なり、CRは12%、PRは48%、ステロイドの使用が少ない患者ではORRは63.8%であった。
結論:BSはSRS後のRNに対する安全な治療選択肢として有望であり、さらなる研究が必要である。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2025.02.016
PMID: 39993542
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