上咽頭癌患者におけるMRIに基づくスコアリングシステムによる放射線誘発副鼻腔炎の臨床評価。

原題
Clinical evaluation of radiation-induced sinusitis by MRI-based scoring system in nasopharyngeal carcinoma patients.
上咽頭癌(NPC)患者における放射線誘発副鼻腔炎(RIS)の評価における磁気共鳴画像法(MRI)の使用を検討した。
方法:346人のNPC患者からのMRIと臨床データを遡及的に分析し、RISの特徴と予後を研究した。RISに影響する因子を用いて予測モデルを構築した。
結果:放射線療法後に副鼻腔炎スコアの実質的な変化が見られ、それは安定し、6ヶ月後も持続した。副鼻腔炎の有病率は高かった。RISの危険因子には、喫煙歴、放射線療法後の時間、およびTNM病期分類が含まれた。
結論:RISは放射線療法後のNPC患者によくみられ、6か月以内に進行を示す。本研究の予測モデルは、RISの発生を予防または減少させるのに役立つ可能性がある。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-023-02331-3
PMID: 37723540
Open Access

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