D2胃切除術(RESOLVE)を受けた局所進行胃または胃食道接合部腺癌患者における周術期または術後のS-1併用補助オキサリプラチンとカペシタビン併用補助オキサリプラチンの比較:無作為化非盲検第3相試験の最終報告。

原題
Perioperative or postoperative adjuvant oxaliplatin with S-1 versus adjuvant oxaliplatin with capecitabine in patients with locally advanced gastric or gastro-oesophageal junction adenocarcinoma undergoing D2 gastrectomy (RESOLVE): final report of a randomised, open-label, phase 3 trial.
背景:RESOLVE試験では、最新の生存データに焦点を当てて、胃がんまたは胃食道接合部がんに対する周術期および術後のS-1およびオキサリプラチン(SOX)と術後のカペシタビンおよびオキサリプラチン(CapOx)を比較評価した。

方法:この第3相試験では、1094人の参加者が、アジュバントCapOx、アジュバントSOX、または周術期SOXの3つの治療のいずれかを受けるように無作為に割り付けられ、修正された治療意図集団における5年全生存率が評価された。

結果:追跡期間中央値は62.8か月であった。5年全生存率は52.1%(CapOx)、61.0%(アジュバント-SOX)、および60.0%(周術期-SOX)であり、いずれのSOXレジメンも有意な生存率の改善を達成した。

結論:周術期および補助SOXはいずれもCapOxと比較して優れた全生存率を示し、アジア人患者における進行胃癌の標準治療としての可能性を示唆した。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(24)00676-4
PMID: 39952264

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