進行した婦人科明細胞癌患者におけるペムブロリズマブ:第2相非ランダム化臨床試験。

原題
Pembrolizumab in Patients With Advanced Clear Cell Gynecological Cancer: A Phase 2 Nonrandomized Clinical Trial.
**背景:**進行した婦人科明細胞癌(CCGC)は予後不良であり、二次化学療法の奏効率は8%未満である。予備的なエビデンスから、ペムブロリズマブのようなPD-1阻害薬は臨床的に有望である可能性が示唆されている。

**方法:**PEACCO試験は、英国の5施設で実施された単群第2相試験であり、2019年3月から2021年10月までに登録された、治療歴のある進行CCGC患者におけるペムブロリズマブの有効性と安全性を評価した。

**結果:**48人の患者のうち、12週間の無増悪生存率(PFS)は42%、全奏効率は25%であった。全生存期間の中央値は14.8ヶ月であった。

**結論:**ペムブロリズマブは、進行CCGCにおいて臨床的ベネフィットと許容可能な安全性を示しており、さらなる無作為化試験を支持している。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2024.6797
PMID: 39913118

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