ステージIIIの結腸癌患者における循環腫瘍DNAと免疫スコアの複合解析:PRODIGE-GERCOR IDEA-フランス/HORG-IDEA-ギリシャ試験の事後解析。

原題
Combined Analyses of Circulating Tumor DNA and Immunoscore in Patients With Stage III Colon Cancer: A Post Hoc Analysis of the PRODIGE-GERCOR IDEA-France/HORG-IDEA-Greece Trials.
背景:この研究では、IDEA-フランスおよびHORG試験からのデータを利用して、手術後のステージIII結腸癌患者におけるImmunoscore(IS)および循環腫瘍DNA(ctDNA)の予後的価値を評価する。

方法:血しょう試料を腫よう情報アッセイを用いてctDNAについて分析した。多変量解析では、他の因子とともにctDNAおよびISの結果に基づいて、再発までの時間(TTR)および全生存期間(OS)を評価した。

結果:554人の患者のうち、19.7%がctDNA陽性であった。追跡期間中央値6.7年で、ctDNAはTTRおよびOSの独立した予後マーカーであったが、ISはctDNA陰性患者では依然として有意であった。

結論:ctDNAは重要な予後因子として役立ち、ISはctDNA陰性患者にさらなる洞察を提供する。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.24.00648
PMID: 39903903

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