原題
Annual versus less frequent mammographic surveillance in people with breast cancer aged 50 years and older in the UK (Mammo-50): a multicentre, randomised, phase 3, non-inferiority trial.
背景:本研究の目的は、初回診断後の50歳以上の女性における乳癌特異的生存率に関して、頻度の低いマンモグラフィー(隔年または3年ごと)が年1回のマンモグラフィーに劣らないかどうかを評価することであった。
方法:多施設ランダム化第3相Mammo-50試験では、治癒的手術から3年後に、年1回以下のマンモグラフィに割り付けられ、6年間追跡された5,235人の女性を対象とし、乳癌特異的生存率およびその他のアウトカムを評価した。
結果:追跡期間中央値5.7年の時点で、5年乳癌特異的生存率は、年1回のマンモグラフィーで98.1%、頻度の低いマンモグラフィーで98.3%であり、非劣性が確認された。
結論:頻度の低いマンモグラムは、研究された集団における生存転帰に関して年1回のマンモグラムに劣らず、したがって実行可能な選択肢である。
Journal: Lancet (CiteScore 2022: 133.2)
DOI: 10.1016/S0140-6736(24)02715-6
PMID: 39892911
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