原題
Identifying adverse nodal features associated with poor prognosis in stage IB nasopharyngeal carcinoma patients based on the 9th AJCC/UICC staging system: Implications for treatment intensification.
背景:本研究は、ステージIB鼻咽頭癌(NPC)患者における患者層別化を改善し、治療を個別化するために、有害なリンパ節(LN)の特徴、特にLN壊死(LNN)と癒合リンパ節(MNs)を同定することを目的とした。
方法:本研究では、2017年1月から2019年12月までのステージIBのNPC患者を対象とし、LNNおよびMNsのベースライン時のMRI評価に焦点を当てた。Cox比例ハザードモデルを用いて生存転帰を解析した。
結果:318人の患者の中で、LNNおよびMNsは、より不良な全生存(OS)、遠隔制御(DC)、および無増悪生存(PFS)と関連していた。患者は低リスク群、中リスク群、および高リスク群に分類され、より有害な特徴を伴う生存率の低下を示した。
結論:LNNとMNsはステージIBのNPCの予後に有意に影響し、個別化された患者管理のためのリスク層別化を強化する。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2025.110747
PMID: 39889966
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