原題
Maintaining first-line therapy plus radiotherapy may prolong progression-free survival and delay second-line therapy for oligoprogressive hepatocellular carcinoma.
背景:第一選択全身療法(FLST)後にオリゴプログレッションを経験している肝細胞がん(HCC)患者に対する最適な治療は依然として不明である。本研究では、FLST+放射線療法(m-FLST+RT)の維持が、第二選択療法(s-SLST)単独または放射線療法との併用(s-SLST+RT)と比較して、無増悪生存期間(PFS)を改善するかどうかを検討する。
方法:オリゴプログレッションの154人の患者が登録され、m-FLST+RT、s-SLST+RT、またはs-SLSTのみに割り当てられた。主要評価項目はPFSであった。
結果:PFS中央値は、m-FLST+RT群(8.6ヵ月)の方が、s-SLST単独群(3.1ヵ月)およびs-SLST+RT群(5.8ヵ月)よりも有意に長かった。
結論:m-FLST+RTは、オリゴプログレッシブHCC患者に対してs-SLSTよりも潜在的な臨床的利益を示す。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.12.039
PMID: 39824367
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