原題
Contact X-ray Brachytherapy (CXB) as a boost therapy after neoadjuvant (chemo)radiation in high-risk locally advanced rectal cancer.
背景:根治的手術は局所進行直腸癌の標準であるが、接触X線小線源治療(CXB)は、手術に適さない患者や手術を受けたくない患者、特に術前補助療法後の高リスク症例の残存病変を治療できる。
方法:この研究では、治療基準に基づいて低リスク/中リスクまたは高リスクに層別化された328人の患者において、腫瘍学的転帰および忍容性を評価し、追跡期間中央値は33ヶ月であった。
結果:リスク群間で反応または局所/領域再発率に有意差は認められなかった。しかし、高リスク群はより高い遠隔再発率を示した。臓器温存率および生存率は両群で同程度であった。
結論:CXBブーストは、選択された高リスク患者において手術と同等の転帰を提供するが、遠隔再発がより一般的である。より良い結果を得るためには、治療のタイミングと用量を最適化することが不可欠である。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.11.113
PMID: 39674328
Open Access
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