局所進行直腸癌のネオアジュバント治療における原発巣と陽性リンパ節に対するMRガイド下適応同時統合ブースト放射線療法の有効性と安全性:無作為化対照第III相試験。

原題
Efficacy and safety of MR-guided adaptive simultaneous integrated boost radiotherapy to primary lesions and positive lymph nodes in the neoadjuvant treatment of locally advanced rectal cancer: a randomized controlled phase III trial.
背景:本研究では、原発巣と陽性リンパ節の両方を標的とする局所進行直腸癌(LARC)に対する同時統合ブースト(SIB)放射線療法の有効性を、標準的な長期同時化学放射線療法(LCCRT)と比較して検討した。

方法:この多施設無作為化第III相試験(NCT06246344)には、LARC患者128人が登録され、SIBを併用したMRgARTまたは化学療法と併用した従来の強度変調放射線療法のいずれかを受ける。

結果:一次エンドポイントには病理学的完全奏効(pCR)および外科的困難性が含まれ、二次エンドポイントには臨床的完全奏効(cCR)、無病生存率、全生存率、および毒性が含まれる。

結論:この試験は、LARC治療における高度な放射線療法技術の安全性と有効性についての洞察を提供することを目的としている。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-024-02506-6
PMID: 39267085

コメント

タイトルとURLをコピーしました