進行固形腫瘍患者におけるサシツズマブ・ゴビテカンの有効性と安全性(TROPiCS-03):進行子宮内膜癌患者における解析。

原題
Efficacy and Safety of Sacituzumab Govitecan in Patients With Advanced Solid Tumors (TROPiCS-03): Analysis in Patients With Advanced Endometrial Cancer.
背景:プラチナベースの治療後に進行する進行性子宮内膜癌(EC)患者は予後不良である。本研究では、この集団において、Trop-2を標的とする抗体-薬物結合体であるサシツズマブ・ゴビテカン(SG)の有効性と安全性を評価する。

方法:多コホート第II相TROPiCS-03試験では、SG(3週間ごとに1日目と8日目に10 mg/kg)を投与されたEC患者が登録された。一次エンドポイントは客観的奏効率(ORR)であり、二次エンドポイントは臨床的有益率(CBR)および無増悪生存期間(PFS)であった。

結果:41人の患者のうち、ORRは22%、CBRは32%、PFS中央値は4.8か月であった。TRAEsは患者の73%に発生した。

結論:SGは、高度に前治療された進行EC患者において、有望な有効性と管理可能な毒性を示した。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.02767
PMID: 39083724

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