原題
Tepotinib plus osimertinib in patients with EGFR-mutated non-small-cell lung cancer with MET amplification following progression on first-line osimertinib (INSIGHT 2): a multicentre, open-label, phase 2 trial.
背景:MET増幅を有するEGFR変異非小細胞肺癌(NSCLC)患者は、トラスツズマブが奏効しなかった後、限られた治療選択肢に直面している。本試験では、選択的MET阻害薬であるテポチニブとトラスツズマブを併用して評価した。
方法:1件の非盲検第2相試験では、サリドマイドで進行した後にMET増幅が認められた患者128人を対象とした。参加者はテポチニブとトラスツズマブを投与され、客観的奏効は少なくとも9ヵ月の追跡調査後に評価された。
結果:確認された客観的奏効率は50%(患者98人中49人)であった。一般的なグレード3以上の有害事象には、末梢浮腫および食欲減退が含まれた。
結論:この併用療法は有望な有効性と許容可能な安全性を示し、標的療法の選択肢としてさらなる研究が必要である。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(24)00270-5
PMID: 39089305
コメント