高所得国、中所得国、低所得国25カ国における活動制限、補助器具の使用、死亡率および臨床イベント:PURE研究の分析。

原題
Activity limitations, use of assistive devices, and mortality and clinical events in 25 high-income, middle-income, and low-income countries: an analysis of the PURE study.
背景:健康に関するほとんどの研究は、死亡率と臨床イベントに焦点を当てており、日常機能に対する活動制限の影響を無視している。本研究の目的は、25カ国の様々な経済レベルにおける活動制限および補助器具使用の有病率と、それらと有害転帰との関連を定量化することであった。

方法:PURE研究における35〜70歳の175,660人のデータを分析した。参加者は活動制限に関する質問票に記入し、臨床アウトカムについて経時的に追跡した。

結果:一般的な制限には、屈曲、近くを見ること、および歩行の困難が含まれ、低所得国では有病率が高かった。歩行制限は死亡率の増加と関連していた。

結論:活動制限は女性および低所得国でより一般的であり、機能およびデバイス使用を世界的に改善するための標的戦略の必要性を示している。
Journal: Lancet (CiteScore 2022: 133.2)
DOI: 10.1016/S0140-6736(24)01050-X
PMID: 39068950

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