食道癌に対する三者併用療法の構成要素としてのペンシルビーム走査陽子線治療のプロスペクティブパイロット研究。

原題
A Prospective Pilot Study of Pencil Beam Scanning Proton Radiation Therapy as a Component of Trimodality Therapy for Esophageal Cancer.
局所進行食道癌に対するペンシルビーム走査(PBS)陽子線治療(RT)と化学放射線治療(CRT)および食道切除術との併用療法の安全と効果を評価した。

方法:30人の患者はPBS RT(50 Gyの25分割)を受け,毎週のカルボプラチンとパクリタキセルによる化学療法を受け,その後再病期診断と手術の可能性があった。

結果:30%が急性グレード3以上の有害事象、主に白血球減少を経験した。食道切除術は患者の90%に実施され、病理学的完全奏効率は40%であった。

結論:PBSプロトンRTは食道癌に対する三者併用療法の一部として実行可能で安全であり,有望な生存結果と管理可能な副作用を示した。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2024.101547
PMID: 39081847

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