原題
Fibroblast Activation Protein-Directed Imaging Outperforms (18)F-FDG PET/CT in Malignant Mesothelioma: A Prospective, Single-Center, Observational Trial.
背景:悪性中皮腫における線維芽細胞活性化蛋白(FAP)は、画像化および治療の標的となる可能性がある。以前のデータは、放射性標識FAP阻害薬(FAPIs)が腫瘍検出を改善する可能性があることを示唆している。
方法:41人の中皮腫患者をGa-FAPI46 PET観察試験に組み入れた。すべての患者はGa-FAPI46 PET/CT、造影CT、およびF-FDG PET/CTを受け、データは2人のマスクされたリーダーによって分析された。
結果:Ga-FAPI46の取り込みと組織病理学的FAP発現との間には有意な関連が認められた。Ga-FAPI46とF-FDGは同様の感度を示したが、前者はより高い特異度と陽性適中率を示した。
結論:本研究は、中皮腫患者における組織病理学的FAP発現とGa-FAPI46との関連を確認し、F-FDGと比較して高い感度と優れた特異性および予測値を示唆した。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.124.267473
PMID: 38960716
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