原題
Ivonescimab Plus Chemotherapy in Non-Small Cell Lung Cancer With EGFR Variant: A Randomized Clinical Trial.
EGFR-TKI療法による治療歴のあるEGFR変異陽性の進行・再発非小細胞肺癌(NSCLC)患者を対象に、ivonescimab剤と化学療法剤の併用療法と化学療法剤単独療法の有効性を比較検討した。
方法:この二重盲検無作為化第3相試験は、ivonescimab+化学療法剤またはプラセボ+化学療法剤のいずれかを受けた322人の患者を対象とした。
結果:無増悪生存期間の中央値は、プラセボ群(4.8カ月)と比較してivonescimab群(7.1カ月)で有意に長く、客観的奏効率もプラセボ群(35.4%)よりivonescimab群(50.6%)の方が高かった。
結論:Ivonescimabと化学療法剤の併用はTKIで治療したNSCLCの無増悪生存期間を有意に改善し,忍容可能な安全プロフィールを示した。
Journal: JAMA (CiteScore 2022: 45.4)
DOI: 10.1001/jama.2024.10613
PMID: 38820549
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