原題
Continuous Positive Airway Pressure-Assisted Breathing With Supine Tangential Left Breast Radiation Therapy When Deep Inspiration Breath-Hold Radiation Therapy Was Ineffective or Unsuitable: Clinical Implications for an Affordable Heart-Sparing Breast Radiation Therapy to Reduce the Health Care Disparities in Low-Resource Settings.
背景:本研究は,深吸気息止めRT(DIBH-RT)が不適当な時,仰臥位接線左乳房放射線療法(CPAP-RT)における持続的気道陽圧(CPAP)補助呼吸を評価することを目的とした。
方法:左乳癌を有する10人の患者は、DIBHを用いた計算機トモグラフィーシミュレーションスキャンとそれに続くCPAP-RT計画を受けた。線量測定比較は、乳房のみのRTに対しては仰臥位接線フィールドを用い、乳房+内乳腺結節RTに対しては広い接線フィールドを用いて行った。
結果:CPAPとDIBHは、左肺容積を増加させ、心臓と左前下行枝(LAD)動脈への放射線量を減少させるのに同等に有効であることが証明された。すべての患者がCPAP-RTを成功裏に完了した。
結論:CPAP-RTは、特にDIBH-RTが実用的でない場合に、心臓とLADを温存するRTに有効な解決策を提供する。また、リソースの少ない環境において、手頃な価格でインフラストラクチャ要件の低い代替案を提供する。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2024.101472
PMID: 38681888
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