確実に治療された原発性頭頸部癌における観察的線量測定研究:減量および側頚部寸法の変化が耳下腺で計画された線量と受けた線量の差および適応放散療法との相関に及ぼす影響を評価すること。

原題
An Observational Dosimetric Study in Definitively Treated Primary Head and Neck Cancers: To Assess the Effect of Weight Loss and Change in Lateral Neck Dimensions on the Difference Between Dose Planned and Received by the Parotid(s) and Correlation with Adaptive Radiation Therapy.
頭頚部癌患者の体重減少と頚部寸法の変化による耳下腺への計画及び実際の照射線量の変化を調べた。
方法:新たに診断された60人の患者を登録し、体重減少と首の大きさの変化について毎週評価した。間隔再計画CTスキャンを用いて新しい計画を作成し、これらの変化と相関させた。
結果:体重が5%以上減少した患者と首の大きさが1 cm以上減少した患者では、有意な用量変動が認められた。体重減少と用量変動の間には有意な相関が認められた。
結論:体重減少と首の大きさの減少は、適応放散治療計画から利益を得る患者の選択を導くことができる。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2024.101446
PMID: 38550366

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